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世界初のシグネチャーモデルフィルエドワーズモデル 60年代HOBIEは数々のシグネチャーモデルを世に送り出している。
その第一号が1963年4月に発表したフィルエドワーズモデルである。このモデルはフォームブランクスを使ったボードとしては初めてのシグネチャーモデルである。このモデルの発表によりこの年HOBIEは6000本ものボードを販売した。
フィルエドワーズのボード造りのコンセプトは、首尾一貫していた。全てのボードに3本のレッドウッドストリンガーが入っていて、ボードが意図的に重くなるように造られた。また、ボードの強度を上げるために、レール部分でうまく重なるようにしながら、10オンスのヴォランクロスがダブルコーティングされた。
「重たいボードはライディングをスムーズにし、足下をより安定させることが出来る。」
フィルモデルのフィンには、ほとんどが”ASH”(とねりこ)が採用されていたが、1割程にはグラスファイバー製の物が付けられていたようだ。
このボードはこれほど有名であるのに、実は600本しかシェイプされていない。ということは年間の6000本の1割しかなかったことになるが、最初の300本はフィル自身が削ったもの。その後の300本は、HOBIEのプロダクションシェイパーであるTYERRY
MARTINが手がけた。
そして、このボードが注目を浴び今でも、思い入れあるコレクターなどによく語られるのは、デカールが金属製だということ。このデカールにはナンバリングが施されているのだが、必ずしも削った順番に貼られていったわけではないのが興味深い。
600本しかボードは造られていないのに、600よりも大きなナンバーがついているボードもある。
ちなみにナンバー1のデカールはフィル自身が自宅に保管している。
このシグネチャー以降、さまざまなサーファーのシグネチャーモデルが登場するようになった。
HOBIEからは、コーキーキャロルモデル、ギャリープロパーモデル、ジョイスホフマンモデルなどがあった。
*US LONGBOARD MAGAZIN &エイ出版 SURF60'sSTYLEより抜粋 |
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